私には価値が無い。

30過ぎの地味女が気持ちを整理する為、ネガティブを綴る。読んでくださった方の反面教師になれれば幸いです。

「サラさんの勉強時間は1日何時間ですか?」この問題について、小学生風に考えてみた。

今回の見出し

  • サラさんの勉強時間が何時間か計算してみよう
  • サラさんの1日を考えみよう。
  • 不思議なことだらけのサラさんの生活
  • どうしてサラさんは学校に通えないの?

 

サラさんの勉強時間が何時間か計算してみよう

Twitterで、とある広告についてコメントされたツイートがありました。今回はその広告に焦点を当てて、ふらふら書きます。


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出典↓

2018年度支援キャンペーン:問題|ACジャパン

ACジャパンでの広告スタート|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

 

まずは、算数の文章問題として、サラさんの勉強時間が何時間か計算してみます。

※答えと解説は、セーブ・ザ・チルドレンのサイトより引用。

 

※ネタバレを考慮し、少し間隔を空けます。

 

 

 

 

 

 

 

【答え】 サラさんが学校で勉強できる時間は、「ゼロ」
サラさんの睡眠時間は6時間で、起きている時間は18時間。

起きている時間の半分(9時間)で家の手伝いを、残りの時間(9時間)の2/3(6時間)で妹の世話をします。

余った時間は3時間。徒歩で往復3時間かかる学校に通おうとすると、通学時間だけで終わってしまいます。

つまり、サラさんが学校で勉強ができる時間は、「ゼロ」です。

実際には、この広告ポスター自体に解説は記載されておらず、文章問題の後に次のメッセージが続きます。

この問題は、本当に問題です。

少しは知っていましたが、改めて突き刺さるような感覚でした。

世界ではこのサラさんのように、貧困や紛争、また「女の子だから」などの理由で、6人に1人の子どもが学校に通えていません。

解説だけでも分かるんだけど、先に計算するというインパクトは大きいなぁと思いました。

これをきっかけに色々妄想しました。

個人的に「この広告は子どもと一緒に、或いは子ども目線になって考えたいなぁ」と思いました。

子どもはざっくり小学校中学年設定かな?

 

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サラさんの1日を考えみよう。

 

問題を解き、勉強時間は0だと知る。

なぜ0なの?

サラさんの1日の生活を眺めると、不思議な部分がいっぱいです。

起きている時間の半分(9時間)で家の手伝い

家の手伝いに9時間?!

学校にいる時間より長いかもしれない時間。

手伝いって何をするの?

食事の前に机にお箸を並べる? 洗濯物を畳む? 掃除機をかける? お風呂洗い?

残りの時間(9時間)の2/3(6時間)で妹の世話をします。

妹の世話?!

それはお手伝いに入らないの?

自分にも妹はいるけど、お世話って、一緒に遊ぶってこと?  泣いてたらあやすってこと?

余った時間は3時間。徒歩で往復3時間かかる学校に通おうとすると、通学時間だけで終わってしまいます。

片道1時間半。

電車じゃなくて、歩いて?

車で送り迎えもないの?

 

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不思議なことだらけのサラさんの生活

 

自分の日常と比べると、どうしてもサラさんの生活が不思議なことだらけになります。

一つ一つ、見ていくと

(※サラさんは恐らく架空のキャラクターなので、あくまで参考程度です)

  • 家の手伝い9時間

サラさんではありませんが、次のような状況下にある子ども達もいます。


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2018年度支援キャンペーン:ランドセルとポリタンク|ACジャパン

ランドセルの代わりにポリタンクを背負う子供たち | 水・衛生専門の国際NGO ウォーターエイド

片道1時間の水場まで歩いて、水汲みをする。一度に運べる量は少ないので、何往復もする。往復2時間なので、4回やれば8時間ですね。

水は家族の生活の為に使います。このようなお手伝いをしている子どももいるのです。

 

  • 妹の世話(6時間)

日本では保育園に預けることがありますが、サラさんの家では、親が仕事でいない間、小さな子どもの面倒を、姉であるサラさんにさせているのかもしれません。

ご飯の用意をして食べさせる、おむつ替え、着替え、寝かしつけ。全部をサラさんがしないといけません。6時間はあっという間かもしれません。

 

  • 通学は徒歩往復3時間

どうしてそんなに時間がかかるのか。

サラさんがどこの国の人か分からないので、予測するしかありませんが、世界にはインフラが整っていない、設備(学校、役所、病院等々)が足りないという地域があります。

或いは、戦争等で町から離れざるをえない人達もいます。

単に「家と学校が遠い」だけではないのです。そして、同じ1時間半を歩くとしても、道はでこぼこだったり、危険な野生動物がいたり、学校に行くこと自体が物凄く大変な場合もあります。

 

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どうしてサラさんは学校に通えないの?

 

文章を眺めて、その背景を予測してみると、どうしてサラさんはそのような状況なのか、新たな疑問が浮かんでくるかもしれません。

 

  • どうして親は、サラさんに長時間家の手伝いをさせるのか。
  • サラさんの兄弟は、自分と妹だけなのか? お兄さんや弟はいないのか?
  • 祖父母や親戚等、助けてくれる大人はいないのか?
  • 近くに学校がある場所に引っ越せないのか?

これらの疑問が解決しないのは理由はとても複雑で絡み合っているからでしょうが、今答えられるとすれば、先に紹介した解説文の通りです。

世界ではこのサラさんのように、貧困や紛争、また「女の子だから」などの理由で、6人に1人の子どもが学校に通えていません。

私が気になるのは、サラさんはイラストから見て、恐らく女の子。つまり、他に兄弟はいるけど、サラさんは女の子だから通えず、他の兄弟(男の子でしょう)が学校に通う間に家の手伝いと妹の世話をしている可能性があるのです。それが当たり前だから、親や他の大人達も手助けせず、サラさんを学校に通えるようにしないのかもしれません。

 

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ここまで色々考えましたけど、じゃあ私に何が出来るのでしょうか。

すぐに出来るのは、子ども達を支援する団体に寄付をすることなのかもしれません。

私は寄付をしたのかと言うと、それはまた別の話。

ただ、色々な支援団体や問題があるんだなということを今一度知識として得ることが出来ました。

すっかり立派な見て見ぬふりする大人に私はなりましたわ。

もし私が小学生だったら、何を思い、これからのことを考えたんだろうか。