私には価値が無い。

30過ぎの地味女が気持ちを整理する為、ネガティブを綴る。読んでくださった方の反面教師になれれば幸いです。

何故、女子児童は「肌色貸して」と言われて、茶色のクレヨンを渡したのか妄想する。星野ルネさんのツイートより

最近、星野ルネさんという方のツイートが面白くて、頻繁にチェックしてます。

お母様がカメルーンの方で、星野ルネさんは日本とカメルーン両方の教育を受けられたとのこと。最近はテレビにも出演されているそうです。

そんな星野ルネさんが、ある時から自身の子ども時代を1ページ漫画にまとめた『まんがアフリカ少年が日本で育った結果』という作品をTwitter上で公開されていて、それがとても面白い。

その中の1つで、ネット上で少々盛り上がったらしいエピソードがこちら↓

 

このエピソードは、星野ルネ少年が「肌色」という色名を、肌の色という意味だと認識しておらず、薄いオレンジ・ベージュぽい色=「はだ色」と呼ぶと思っていたのを、仲良しのクラスメイトの対応で、「肌色」と気付いたということなんですよね。

こういう勘違いって、子どもの頃はよくあると思います。

「子どもの頃の勘違い」で検索すると、「帰国子女は全員女だと思っていた」「県外は外国、アメリカは宇宙だと思っていた」とか、色々出てきます。

私も父親が何でも知っている(ように見えた)ので、それは毎日会社に行って、そこで教えてもらっているからなのだと思っていました。

 

しかし、このエピソードはそういった子どもの勘違いではなく、肌の色、人種差別といったニュアンスで拡がってしまったようです。

後日まとめサイトでも取り上げられる等、様々な意見が出ているようです。

日本育ちの黒人少年「図工の時間に“肌色のクレヨン貸して”と女子に言ったら茶色出されて驚愕」 :哲学ニュースnwk

「『肌色』と言われて、茶色のクレヨンを渡す女の子の機転の良さが素晴らしい」

「今は『肌色』は色々な配慮からペールオレンジ等に変わってますよね」

「アフリカ系の少年に茶色のクレヨンを渡す行為が差別的と捉えられる可能性がある」

「未だに『肌の色はこれでしょ』と決めつける人もいるのに、この少女の対応は凄い」

※上記意見はイメージです。

 

そこで私は、何故この女子児童が、ルネ少年から「肌色を貸して」を言われて、茶色のクレヨンを渡したのかを妄想したいと思います。

 

■■■■■

 

さっくり妄想するために、意図的に星野ルネさんについて詳細は調べずに、最近ツイートを見てるレベルの知識で次のように推測します。

  • 現在、星野ルネさんは年齢30代以上(別話でポケモン赤緑世代とコメント有り)。
  • エピソードの時代は小学低学年(クレヨンで絵を描いているから)。
  • 時期は新学期の4月辺りではなく、何ヵ月か経ってる(隣の女子に気軽にクレヨンを借りると言うことは、お互いある程度慣れているから)。

 

これを踏まえて改めてエピソードを見てみます。

私はこの女子児童がルネ少年に茶色のクレヨンを渡した理由は、「過去に彼が別の絵を描く時、自分や家族(母親)の色塗りに茶色を使用していたのを見たから」ではないかと思いました。

もちろんそんな事実も、ルネ少年がこのエピソード内で何の絵を描いていたのか不明です。

ただ、そう妄想すると、私の中で納得できるのです。

例えば夏休みの思い出の絵を図工の時間で描いていたとします。そこで、ルネ少年が「肌色を貸して」と言いました。女子児童は1学期の図工で彼が茶色を使って自分の家族の絵を描いていたのを知っていて、それを渡したのかもしれません。

一方、ルネ少年は他の生徒が自分自身や家族を描く時に「はだ色(肌の色という認識無し)」を使用しているので、自分の父親(日本の方)を描く時に「はだ色」を使おうと思ったら、なくなってしまっていたから借りようと思ったのかもしれません。

 

■■■■■

 

ネット上での反応として、この女子児童がどういう認識で茶色のクレヨンを渡したのか、機転の良さ、ユーモアセンスが素晴らしいとか、意見が出てますが、私は彼女がそこまで深く考えていなかったのではと思いました。

小学低学年の年齢で、かつ当時まだ普通に「肌色」表記されていた時代なので(私も子どもの頃、肌色鉛筆やクレヨンを使用してました)、彼女の中に「人種」「肌の色」「差別」という感覚は強くなかったのではと考えます。

単純に、ルネ君の肌は茶色だから茶色(だと思って)を渡したのかもしれません。

 

逆に、周囲の大人達、先生や親がきっちりと人種的配慮について注意喚起をしていて、彼女がそれをちゃんと受け止め過ぎていたら。

多分あっさり渡せない気がするのです(漫画の様子から、すぐに貸しているという印象です)。ルネ少年から「肌色貸して」と言われた時、多少の迷いや戸惑いが生じるんじゃないかなと思います。仲良しなので、そこまで気にしてないというのもあるかもしれませんが。

もし私だったら、何色を渡したかなと、正直ちょっと考えてしまいます。

 

■■■■■

 

このエピソードはあくまでも、子どもの頃の勘違いについてのお話です。

ただ、この勘違いは他でもない、星野ルネ少年じゃないと、なかなか浮かばない発想だからこそ、興味深いエピソードになったのだと思います。

 

これからも星野ルネさんのツイートを楽しみにしてます。