私には価値が無い。

30過ぎの地味女が気持ちを整理する為、ネガティブを綴る。読んでくださった方の反面教師になれれば幸いです。

人それぞれ違うことを恵方巻が教えてくれた。

先日、夫が節分だからと手巻き寿司の用意をしてくれた。私は外出していたので、そのことを知らず、帰宅して驚いた。

 

机には色々な具材が並んでいるが、どれも長い。

夫の手にはまきすがあった。

そう、夫は文字通り巻き寿司を自分の好きな具で作ろうとしていたのだ。節分の恵方巻だから全くおかしくはない。

でも、私は手巻き寿司と言えば、手のひらサイズの海苔に少量の酢飯と具材をクレープのように円錐状にして巻くという認識だった。

節分に手巻き寿司を食べることに違和感がなかったのは、実家で節分に手巻き寿司を食べていたからだ。恵方巻サイズを一本食べるのは子どもには多いし、まきすを使って巻くのが大変という母の意向からだった。

夫の実家では巻き寿司そのものを買うときもあったが、今回のようにする時もあったようだ。

結局私はまきすで巻くのが面倒なので、クレープ風に作り、夫はきちんとした恵方巻を作り、二人で南南東を向いて食べた。ちゃんと方角向いて食べたのは、私は始めてだった。

 

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違う家庭環境で過ごし、成人した二人が一緒に暮らすと、細やかな違いに色々驚かされる。特に食べ物や行事に関わることは、地域や家庭が表れると思う。

でもふと思った。

うちの家では片方のケースしか見てないぞ。

私の父はうさぎ地方出身で、母はらくだ地方出身だ。もちろん地名は仮名だ。

私は生まれも育ちも母と同じらくだ地方だ。

しかし、年末年始の過ごし方は、ずっと父のうさぎ地方スタイルだった。

地元であるらくだ地方のお雑煮をほとんど食べたことがなく、今年夫(同じくらくだ地方出身)の実家で食べたのは、何年ぶりか。

 

母はずっと父のうさぎ地方スタイルに合わせてきた。

きっと、一昔前は夫側に合わせるのが当たり前だったんだなと思う。妻側のカルチャーは受け入れてもらえない。

偏見だが、朝の連続テレビ小説に出てくるような新妻は、とことん夫の家カルチャーに合わせろ染まれと強要される。

 

年末年始は夫の実家で過ごすことを伝えたら、私の母は「しっかり(旦那さんの家の)味や作り方を教わってきなさい」と言ってきた。

聞き流したけど。

事情もあって、私が台所に立つことはほとんどなかったし。

 

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来年以降の節分で手巻き寿司を用意する時、きっと私はまきすを使わない。夫は使うかもだが。

もしその時に子どもがいたら、どう見えるんだろう。

父はきっちり立派な恵方巻を作り上げ、母は適当に海苔で具材をくるんでいるだけ。

 

イベント的に正しいのは父の方かもだけど、母のやり方が大問題てな訳でもない。だからどちらでも良いと思う。

 教育とか事案によっては、夫婦で共通認識を持ち、ぶれない視線も必要かもしれないけどね。

 

かつては、夫側の家で統一され、妻は夫側に合わせてきた。何なら従ってきた。だから子も夫側のそれしか経験しなかった。

これからは対等に協力し合う姿を、人はそれぞれ違うことを、一応人生の先輩として、君に見せてあげられる、そんな人になりたいものです。

 

↑ほんと、つい最近まで、てか今も全部じゃなくても、「家単位」なんだよな。嫁……。

でも、私の身近な「嫁」達は、立派な方々ばかりだ。

 

↑ブログもTwitterも、以前に比べてまったりモードになりました。