私には価値が無い。

30過ぎの地味女が気持ちを整理する為、ネガティブを綴る。読んでくださった方の反面教師になれれば幸いです。

アニメ漫画のヒロインと自分を比較して落ち込んでいた謎の思春期。

 久々に『天空の城ラピュタ』を視聴。余韻が残る中、ヒロインのシータと自分を比べて沈んだ気持ちになったことを思い出した。

私は子どもの頃、アニメ・漫画のヒロイン達と比べて、自分は駄目な奴だと思うことがあった。馬鹿らしいが、当時は深刻な悩みだった。

今回は過去の被害妄想を綴る。

 

今回のポイント

  • シータの家事スキルと視力の良さと腰の細さを僻む。
  • ヘソ出し衣装をナミやビビのように着こなせない。
  • 女の子はシャンプーの香りをしてなきゃいけないの❤️
  • 結論:空想モノサシで自分を評価するから苦しかったんだ。

 

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シータの家事スキルと視力の良さと腰の細さを僻む。

 


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ジブリ作品のヒロインは可愛くて良い子ばかりなので、妬みしか出てこない。トップは『天空の城ラピュタ』のシータである。

 

【シータの場合】

  1. 料理が出来る。「プディングとミートパイを作れるか」と尋ねられ、当たり前のように「ええ」と答える。
  2. 視力が良い。飛行石が差す光の方向を的確に答えられる。空の上で見張り役が出来る。
  3. 腰が細い。ドーラからもらった服を着た時ギュッとくびれが目立つ。パズーもよくシータの腰に手を添える。

 

【私の場合】

  1. 料理が出来ない。プリンやパイを作れるかと聞かれても「はい」と言えない。
  2. 目が悪い。方角も分からない。だから私は役に立てない。
  3. 寸胴。どれだけきつくベルトを絞めても、くびれが出来ない。華奢じゃないからパズーも抱き上げることが出来ない。

 

何故、私は自分がシータになった場合を想定してるんだ? 痛いなぁ~。

 

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ヘソ出し衣装をナミやビビのように着こなせない。

 

 

 私が一番夢中になったワンピースのエピソードは中学生の頃に読んだ『アラバスタ編』である。


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しかし、胸が痛くなる場面もあった。

砂漠の国アラバスタに到着した麦わら海賊団は、変装&気候に合わせる為、現地の服を調達する。女性メンバーのナミとビビの服を用意したのはサンジだが、彼が用意したのはお腹丸出しの踊り子の衣装。

お腹ペタンコくびれてる&乳がデカい二人は抵抗なく着る。ナミは「素敵! この服好き!」と評価する。ビビも「これは普段着ではない……」と困惑するけど怒ってはいない。

この時、私は心底「私には無理!! 寸胴で腹が出ているしブスだから絶対着れない!」と思った。

 

今なら脳内でサンジに「セクハラじゃねぇか! てか、砂漠地帯の日射を避ける為に現地の服を用意させたのに、かえって露出してるじゃねーか!!」と言えるのだが、当時は「男性の期待を裏切る行為をしてはいけない」と思い込んでいたので、着れない自分=駄目な奴認定をしていた。

 

※ちなみにナミとビビはその後、全身を覆うマントを着て行動していた。なので、私のダメージは軽減された。ありがとうございます、尾田先生。

 

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女の子はシャンプーの香りをしてなきゃいけないの❤️

 

 

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 最も思春期の私を苦しめていたもの。

男性向け(少年誌掲載)のラブコメである。

 女の子が可愛くてエロい。絵的に少女漫画よりも男性向けラブコメ美少女の方が好きな私は、時々こっそり読んでいた。楽しみながらも、自分で心にチクチク針を刺していた。

  1. 美少女が男子の帽子を取り上げて被る。その後男子は返された帽子の匂いを嗅ぐ。シャンプーの良い匂いがする……。女の子はシャンプーの香りをしていないと駄目なのか。
  2. 偶然美少女と電車で遠方に行くことになった男子。席に向かい合って座る。美少女は電車に揺られてウトウトしている。ミニスカートの彼女は、足をピッチリ閉じた状態で寝ている。男子は見えそうで見えないスカートの奥を見つめる。女の子は寝ている間も足を閉じていないと駄目なのか……。

 

今の私なら、

  1. 朝シャン強制? 何時間前に起きろと? 他の家族も支度するのに? 汗が染み付いた一度も洗っていないであろう帽子を一回少し被っただけで美少女のシャンプーの香りを嗅ぎ分けられる男子凄いね。
  2. 足を閉じたまま熟睡出来るの?  寝てても筋トレ出来るの? 足を閉じたままってことは寝たフリの可能性あるよ。

と、ツッコミをして、自分の心を保つのだが、思春期の私にはそれが出来なかった。

 

努力しろ?

ダイエットして腹を凹ませろ? 早起きして朝シャンしろ? 足を閉じるクセをつけろ?

確かにそういった努力をして素敵女子になる方もいる。だが、私は毎日風呂に入っていても「自分はシャンプーの匂いがしない、臭い女と思われる」といった考えしかなかったので、ある程度の努力をしても、自分自身が納得しないのだった。

 

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結論:空想モノサシで自分を評価するから苦しかったんだ。

 アラサーになり、様々な婚活コラムや記事を読んで勉強させてもらっている。

そこで私が学んだのは「自分の幸せは自分で決める」「周りの評価、他者のモノサシで自分の幸せを決めるな」ということだった。

 アルテイシア様の記事は面白いだけではなく、人生について色々気付かせてくださる。

上記の記事は、テーマは全く違うが「世間のモノサシ」「他者との比較」でしか物事を判断出来ない女性について書かれている。

 

そして私は思った。

思春期の頃に苦しんでいた理由は、空想と自分を比較していたからだ。つまり「空想モノサシ」で自分を測っていたのだ。

空想モノサシ、これは他者・世間モノサシよりもエグい。何故なら他者モノサシは他人が経験したという事実があるが、空想モノサシには根拠がなく現実的ではない。にも関わらず、空想美少女基準が標準と捉えた私は、絶対に差を縮められないことに苦しんだ。当たり前だ。有り得ないものと比較しているのだから。

「フィクションと現実の区別がつかない」という言葉を聞くが、当時の私は一番駄目な形で区別が出来ていなかった。

 

人にアドバイスできるような立場ではないが、もしあの頃の私と同じように悩んでいる人が居たら伝えたい。

それは空想。非現実。

空想と比べてあなたが苦しむ必要はどこにもない。

 

 

Real Clothes 1 (クイーンズコミックス)

Real Clothes 1 (クイーンズコミックス)

 

 ↑ファッションとキャリア女性がテーマの作品。その中でアラサー女子達が、若者(ヤング)について語る場面がある。

「失敗とか何も経験していないから、自分が分からない。とりあえず誰かみたいになりたい

実は今回の内容と似ている気がする。生身の自分が分からないから、他者を基準にする。他者比較は、成長過程でどうしてもつきまとうものなのかもしれない。大人になると共に自分の軸を作れれば良いが、いつまでも他者比較のみだとキツいかもね。

 

↑他者比較、空想モノサシは、このブログの象徴かもしれないと思った。

Twitterで色々考えさせられている日々。